ニュージーランドで一番おすすめの日帰りトレッキングコース【Mueller Hut Route】

ニュージーランド

ニュージーランドには世界的に有名なトレッキングコースがいくつもあります!

しかしガイドブックなどでもよく紹介されているミルフォードトラック】や【ルートバーントラック】日帰りができないため、長期の旅行でないとなかなか行くことが出来ません。

そこで今回は、短期の旅行でもニュージーランドの大自然を満喫したいあなたに、日帰りでも大満足できるマウントクックエリアのおすすめのトレッキングコース【Mueller Hut Route(ミュラー・ハット・ルート)】を紹介します!

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ニュージーランドで7ヶ月間、合計30を超えるトレッキングコースを踏破してきた私の、特にお気に入りのトレッキングコースです!

  • ニュージーランド」「トレッキング」と調べると色々ヒットしすぎて迷ってしまう
  • 日帰りでも満足できるトレッキングコースを知りたい

そんな人はぜひこの記事を読んでいってください。

Mueller Hut Routeとは?

【Mueller Hut Route】の概要
  • 大迫力の氷河など、ニュージーランドならではの大自然を味わえるトレッキングコース
  • 場所:ニュージーランド南島 アオラキ/マウント・クック国立公園内(世界自然遺産)
  • コースタイム:往復6時間程度 ※個人差あり
  • 高低差:約1,000m
  • 目的地標高:約1,800m

今回紹介する【Mueller Hut Route】は、急な登りが続いたり、きちんとした登山装備が必要なので、登山経験がある程度ある人向けのコースです。

登山経験がなくても安心なハイキングコースを探している人は、同じ登山口から歩き始める【Hooker Valley Track(フッカー・バレー・トラック)】がおすすめです。

Hooker Valley Track

Mueller Hut Routeの登山口の駐車場付近から、マウントクックを目前で見られる「フッカー氷河湖」を目指すハイキングコース。

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3000m級の山々を見上げながらフッカー川沿いを歩くこのコースは、片道5.5km・標高差130mとアップダウンも少ないので、気軽に絶景を堪能したい観光客に人気です。

Mueller Hut Route の魅力

マウントクックを眺めながらの本格的な登山

Hooker Valley Trackの奥で見上げるマウントクックは、入り口で見るマウントクックよりたしかに迫力が増しますが、コースがほぼ平坦な道なので、登山好きの人には物足りなく感じるでしょう。

Mueller Hut Routeならば、マウントクックの眺めは少し遠巻きにはなりますが、マウントクックを眺めながら本格的な日帰り登山ができます。

日帰りできる距離でありながら、ニュージーランドらしいダイナミックな絶景をより体感できるのは断然こちら!

森林限界を超えるころには、フッカー氷河湖やマウントクックビレッジのひらけた谷を眼下に一望できるようになってきます。

麓からでは見えなかった遠くの山々まで見渡せてとても気持ちが良いです。

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日本で穂高や立山あたりの荒々しい岩山が好きな人にはたまらないトレッキングコースです!

往復6時間で日帰り可能

駐車場のある【ホワイト・ホース・ヒル・キャンプサイト】から、目的地の【ミューラーハット】までは往復5~8時間で、ゆっくり歩いても十分に日帰り可能なコースです。

ニュージーランドが公式に出しているコースタイムでは、片道4時間と書いてあり、往復すると8時間かかる計算になりますが、私がふだん日本の北アルプスを一緒に歩いている友人とこのコースを登ったときは、1.5時間の休憩を含めても往復6時間でした。

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ニュージーランドの夏は日が長い(1月だと日照時間14時間半程度)ので、多少長引いても安心です。

大迫力の氷河が見られる

個人的に、Mueller Hut Routeの最大の魅力は、間近で見られる大迫力の【ミューラー氷河】です!

Mueller Hut Routeは、Hooker Valley Trackよりマウントクックが少し遠くなる代わりに、同じく3,000m級のセフトン山がこれでもかというくらい間近に迫ります。

その岩肌に青白く輝いているのがミューラー氷河です。

夏の時期であれば、ぼんやり氷河を眺めていると「ドドドドッ!!」と地響きのような音が聞こえてくるので、目を凝らせば氷河の崩れる様子が観察できます。

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麓からわずか2~3時間でこれほど間近に氷河を見られるなんて、本当に素晴らしいトレッキングコースです!

テカポと激近

Mueller Hut Routeは、世界一の星空と名高いテカポなどの人気観光スポットと激近なのも嬉しいポイントです。
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トレッキングも観光もどっちも譲れない人におすすめです。

クライストチャーチからマウントクックを目指す場合にはテカポは完全に通り道なので、少ない日数で観光する人にはとてもありがたいです。

クイーンズタウンから入国するという人も、マウントクックへの分岐からわずか30分クライストチャーチ方面に進むだけでテカポに着きます。

フランツ・ジョセフ、フォックス氷河までは行けないという方にもおすすめ

ニュージーランドに行ったなら、「フランツ・ジョセフ氷河・フォックス氷河の上を歩きたい!」と考えている人もいるのではないでしょうか?

しかし、これらの氷河は山の反対側へ大きく回って西海岸へ出なければなりません

「そこまで時間に余裕無いよー。泣」そんな人にもマウントクックエリアはおすすめです!

氷河ウォークとして有名なのは、フランツ・ジョセフ氷河・フォックス氷河ですが、マウントクックでも、スキーヘリで一気にタズマン氷河の上に行くことが出来ちゃうんです!
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さらにマウントクックでは、南米パタゴニアやアイスランドなど、世界的にもまだ数少ない【氷河湖クルーズ】も出来ちゃいます。

Mueller Hut Route登山口へのアクセス

登山口場所:ホワイト・ホース・ヒル・キャンプサイト(駐車場有)

アクセス

主要都市からであればバスの発着もありますが、移動は自由度の高いレンタカーが断然おすすめです!

日本と同じ右ハンドルが主流で、左走行のため、信号と標識の見方がざっくり分かれば、運転はそれほど難しくありません。

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いったん街を出ればほとんど信号もないので、ひたすら大自然の中の絶景ドライブを楽しめます!

車の場合

クライストチャーチから > 車で約4時間
クイーンズタウンから > 車で約3時間10分

バスの場合

クライストチャーチ・クイーンズタウンからバス発着有。所要時間は車と同等。

バス予約サイト > https://www.intercity.co.nz/

マウントクック周辺のおすすめ立ち寄りスポット

ミューラーハットルート周辺オススメ立ち寄りスポット - Google マイマップ
ミューラーハットルート周辺オススメ立ち寄りスポット

アオラキ マウントクック ビジターセンター

情報の収集はもちろん、マウントクック周辺の山・生物・歴史などについて、たくさんの展示があります。

無料とは思えないほど充実した展示で、売店でお土産品も購入できます。

ミューラーハットルート登山口からの所要時間:車で約5分

サーモンショップ = Mt Cook Alpine Salmon Shop =

プカキ湖で育てられた、サーモンの直売所です。

私は日本ではあまりサーモンの刺身は食べませんが、ここのサーモンの刺身は格別です!

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後にも先にも、こんなに美味しいサーモンは食べたことがありません!


ニュージーランドに行ったなら、ここのサーモンは食べなきゃ損です!必ず立ち寄ってください!

イクラもあるので、親子丼にも出来ますよ!

ミューラーハットルート登山口からの所要時間:車で約40分

テカポ湖 = 善き羊飼いの教会 =

世界一の星空と名高い、レイクテカポ(テカポ湖)の星空。

星空で有名なので夜のイメージが強いですが、ターコイズブルーの湖がキラキラと輝く、昼の時間も素晴らしいです!

湖畔には「善き羊飼いの教会」と呼ばれる小さな石造りの教会が佇んでいて、この教会の祭壇から見るテカポの湖と、湖に反射するサザンアルプスがまた美しい

近辺にはお土産屋さんもあります。

ミューラーハットルート登山口からの所要時間:車で約70分

プカキ湖

クライストチャーチやクイーンズタウンからマウントクックに車で向かう途中に、右手に30分間ほど見られる湖。

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テカポ湖よりさらにミルキーな色をした湖で、あまりの美しさにうっとり夢見心地になる天国のような場所です。

立ち寄るというより、ここを避けてはマウントクックエリアには行けない通り道です。

ミューラーハットルート登山口からの所要時間:車で約10分

まとめ

Mueller Hut Routeは、マウントクックエリアに行くなら、文句なしでおすすめできるトレッキングコースです!

周辺にも立ち寄りスポットが多数あるので、日数に余裕はないけれど、トレッキングも観光もどっちもしたいという人には、非常に満足度の高いエリアです!

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ニュージーランドで日帰りのトレッキングコースを探している人は、ぜひミューラーハットルートも検討してみてください。

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